イモリウム、不具合が発生してしまいました。
移動できる軽量イモリウム、
2ヶ所の不具合が出てしまいました。
苔(コツボゴケ)は順調です。
黄緑色の新芽?が出て来ました。
そして、陸場の下が見えてしまうと、いまいちキレイに見えないので、目隠しとして
ペイントで屋号を入れて隠しました。裏側は、
何もせず、見えるようにしてあります。イベントで「苔の下はどうなってんの?」と聞かれた時にお見せできるようにしてあります。
それでは、不具合の話に移ります。
1ヶ所は、水場と陸場をつなぐスロープ。
今回、発泡スチロールの土台にシリコンで細い砂利をくっ付けたのですが、指で擦っただけでポロポロ取れてしまいました。右側の黒いものは石巻貝です。
そういえば昔、ベアタンク(砂利などの床材を敷かない飼い方)だとさみしくて、底面にシリコンで大磯砂を接着してカメを飼おうとしましたが、すぐに取れてしまいシリコンを取るのに苦労したのを思い出しました。
2回も同じような失敗をするなんて情けない。
ひとまず、手で取れるものはすべて取ってしまい、場合によっては作り直そうと思います。
陸場や水抜き穴のフタの砂利は接着剤で接着しているので、しっかりくっ付いています。
そしてもう一つは、水場から陸場へ水が行ってしまっているようです。
満杯に入れても、半分くらいにすぐに減ってしまいます。コーキングがあまくて隙間が出来てしまっているようです。
陸場の方を見ると、
穴に水が溜まっています。これ以上は水が減らないので、これくらいの水位があれば飼育できます。
作り直すとなると、苔もはがさなければいけないので、悩ましい所です。でも気持ちは作り直したい。
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アカハライモリ('20)子供達
前回から2ヶ月経ってしまいました。
今年の子供達は、1匹を除き上陸して少し大きく育ちました。
今年の子供達、やはりいつもと違います。もしかしたらオスが違うのかもしれません。
いつもは
こんな感じの単色な体色がほとんどですが、今年の子達は、前回登場の子を筆頭に、
前回登場の子⬆
ラインが入っていた子⬆こういう子は毎年1、2匹出ます。
マダラ模様の子⬆
色が薄い子⬆
他の子と比べると ちょっと薄いですよね。(左側)
そして、面白いのが背中側だけでなくお腹側も、
全員ではありませんが、半分くらいの子はお腹に黒色の模様がありませんでした。
この特徴を持つ子がうちにいるんです。この前お迎えしたこの子。
その子を迎えた時の記事です。⬆️
去年の9月に迎えて1年経ちました。でも今年の春では、まだ小さくて性成熟してなかったと思うんです。オスっぽくなってきたのも半年くらい前ですし、婚姻色も出ていませんでしたし、求愛行動もしていませんでした。
と言う事は、他人の空似って事ですかね!?
もう2匹オスがいて、最古参のオスと飼育4年目のこの子、⬇ お腹がピンク色でかわいいです。お迎えした時は黄色でしたが、3ヶ月位でピンク色になりました。(栄養状態が悪い環境に居ると黄色っぽくなると聞いたことがあります。)今年の子達のお父さんはこの子かなと思っています。
そのオスを迎えた時の記事⬆️
子供達の話に戻りましょう。
子達('20)の大きさは、大きい子で
これくらいです。この子だけ飛び抜けて大きいです。
小さい子で
これくらいです。最近やっと、ピンセットからアカムシを食べてくれるようになりました。毎日のアブラムシ、極小ワラジムシ捕りからやっと解放されました。
手に乗せると、
チビチビです。今年の子は、全体的に体格が小さめです。
他の子でも こんなです。
飼育環境は、タッパーに濡らしたキッチンペーパーと瓦のかけらです。
今年はアカハラ、アマミシリケン共に採餌を確認したら、床材をキッチンペーパーにしています。
毎日給餌するので、キッチンペーパーも毎日交換します。
毎日のお世話が正直怖いです。なるべく尻尾の付け根を持つようにしていますが、動くのでうまくいかない時が多々あります。
早く大きく育ってくれると良いんですけどね。まだ1匹だけ上陸しない子がいます。
全長約3,5cm。餌を食べずにヒョロヒョロでしたが、何とか餌を食べるようになり、 ここまで育ちました。まもなく上陸するかと思っていますが、
そんな気、無さそうな顔してます。
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プレゼント用の品を作ります。
前回の記事でお伝えした通り、イベント(出展未定)で当ブースでカメやイモリを購入して頂いた方にプレゼントを作りたいと思います。
作ろうとしているのは、こんな感じの物です。
手に持つとこのくらいの大きさ。
これは水草をテグス(釣り糸)で流木にくくり付けた物です。流木に活着はしていませんが、順調に育っています。
うちはベアタンク(砂利などを敷かない飼い方)でイモリやカメを飼育しているので、どうしても床が殺風景になりがちです。そこで小さくてかわいい(?)物を置いたらアクセントになって良いかなと思い作り始めました。
手のひらサイズの物(流木)
⬆こちらは竹炭にくくり付けた物。
しかし、このやり方ですとテグスが緩んで水草が浮いたり、緩んだテグスにイモリが絡まったりするのでは、と以前から不安に思っていました。しかし、水草に使用できる接着剤がある事を知り、入手する事ができたので今回はテグスの代わりにそちらを使います。
使う接着剤は、
アクアスケーピンググルー。水に濡れると固まるゼリー状の接着剤。近所のペットショップで¥600-位でした。8g(4g ×2本)でこの値段は、接着剤としては高いですね。使い方は裏面に丁寧に書いてあります。
水草はミクロソリウム ウィンディローブ。数年前に1株買ったものから子株が増えて、特に使い道はなかったのですが、貧乏性で捨てることが出来ず育てていました。
親株の葉先に子株が生えてきます。⬇
こんな感じで生えてきます。これが水換えなどで剥がれてよく漂っています。
こんなちっちゃいの。
少し大きく育ったものを、子ガメや子イモリ水槽で水場での足場として
少量使っていましたが、
だいぶ余っています。これは一部です。
今回使うのは、
これくらいの大きさで、形の良さそうなものを使います。
これをくっ付ける土台は、
家にあった物と拾ってきた物。玉石、溶岩石、流木、変な形や色の石、竹炭。
大きさは
これくらいです。
それでは、作業に入ります。
まず、土台に接着剤を塗り、
爪楊枝などで軽く広げます。
そこに植物を付け、
馴染ませます。
仕上げに霧吹きで水分を与えます。
これでくっ付いているはずです。
葉を持って持ち上げても落ちません。結構しっかりとくっ付いていますね。
完成です。
この作業を繰り返します。
拾ってきた石
竹炭
流木
玉石
何にでもくっ付ける事が出来そうですね。それに、あまりべっとりと塗る必要は無いので、この量でも十分足ります。
接着面は、
白く濁っている感じです。黒色の素材だと少し気になりますね。
白っぽい素材の場合は、あまり目立ちませんね。
流木も結構目立ちますね。ちょっとカビっぽくて嫌な感じです。根元の接着面が見えないようにウィローモスなどをさらにかぶせてくっ付けても良さそうですね。
硬化後、接着面を触るとカチカチになっていてしっかり付いているのがわかります。
有毒ではないと思いますが、しばらくイモリ水槽には入れずにプラケにまとめて光が当たる所で管理して、そのうちイモリ水槽に入れていきます。
ちゃんと育つと良いな。
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エアプランツ イオナンタのその後。
エアプランツの記事は、7ヶ月ぶりになります。
まず、前回の記事から変わった事は、容器に入れていたベイレイ、シルシナータが腐ってしまいました。蒸れてしまったんですね。
霧吹きをするのに、容器から取り出そうと葉先を持ち引き上げたら、2つに分離してしまいました。蒸れて芯が腐っていたんですね。
流木にくくり付けたハリシーも元気がなくなってしまったので、流木から外し発泡レン石(ハイドロボール)を入れた鉢に置くだけにしました。
少しずつ元気になっています。
ストリクタはあまり変わりません。
少しは成長したかな?
イオナンタの子株たちは、だいぶ成長しました。
もうお店(百均)で売っているものと同じくらいのサイズになりました。
このまま、育てていこうと思います。
しかし、全然活着しませんね。植物(水草など)に使える接着剤を購入したので、それで接着してしまおうかと考えていますが、もう少し様子を見ます。
そして、その接着剤を使い考えている事がもう一つ。
うちでジワジワと増えている水草があるのですが、それを石などに活着させ、イベントでカメやイモリを買ってくれた方々にプレゼントしようと思っています。
まだイベント出展の予定はありませんが、今作っておけばイベント出展の頃にはいい感じに馴染むのではないかなと思っています。
失敗したら無しですけどね。
3ヶ月くらい前に流木などにテグスでくくり付けた物は、活着はしていないまでも、順調に育っています。
やってみなければわかりませんが、その様子はまた記事にしますのでよろしくお願いします。
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イモリにタンクメイトが増えました。
アクアリウムをやっている同僚から頂きました。
石巻貝です。30個、匹?位いそうです。お子さんと近所の小川で採取した物だそうです。自分ちの近所でこんなのが捕れるなんて羨ましすぎる。
同僚は、行きつけのアクアショップで『砂利の掃除はしない方が良い』と言われ、言葉をそのまま受け取ってしばらく放置していたら、藻だらけになってしまったそうです。
たぶんお店の方が言っているのは、砂利を毎回ガシガシ洗う必要は無いって意味だったんじゃないでしょうか?
何もしなかったら底にフンなどが溜まり、栄養満点になって藻も生えてきますよね。
それでその水槽はリセットする事になり、貝だけうちに頂けることになりました。
ちょうど私もイモリ水槽に貝でも入れたいなと思っていたので、同僚には悪いですがラッキーでした。
帰宅後、早速イモリ水槽に入れてみました。
アカハラ水槽です。匂いがするのか?イモリ達が騒がしくなってきました。少し落ち着いて来たかと思ったら、
匂いを嗅ぎ始めました。
かわるがわる、あちらこちらでしばらく貝をクンクンしていました。しかし、食べられるとは思わなかったのか、匂いを嗅ぐだけで、噛み付いたりする子はいませんでした。
こちらはアマミシリケンイモリ。
オスです。⬆
メスです。⬆
アカハラに比べるとシリケンは少し匂いを嗅いだら飽きてしまったようです。
しばらくすると、 貝たちも本格的に動き始め、ガラス面をあむあむとしていました。 しかし、残念ながら2日前に水換えをしたばかりなので、ガラス面はきれいになってしまっています。 石巻貝用に餌をあげないと餓死してしまうかな?
はじめは子イモリ水槽にも入れるつもりでいましたが、子イモリ水槽は毎日全水量水換えをするので、石巻貝を入れるのは親水槽で少し様子を見てからにしようと思います。
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イモリウム作りました。
今回は、イベントで展示する持ち運びが出来るイモリウムを作りました。
先ずは容器選び。
イモリウムに適した容器はいっぱいありますが、軽くて、割れない、しかも低予算で誰でも作れる物。
『これなら作れそうだな』と思ってもらえる物となると、百均シューズケースしかありませんね。
仮に失敗してもお財布へのダメージが少ないです。
これに決めました。
シューズケース① 内寸 幅16cm、奥行29cm、高9,5cm
飼育ケースに比べると、透明度はイマイチですし穴あけ等の加工が必要ですが、コスパは抜群ですし、入手しやすいと思います。
他の材料もほぼ百均商品です。
まず、発泡スチロールブロック(百均)、軽石の鉢底石(百均)、ハイドロボール(百均)、鉢底ネット(百均)、シリコン(ホームセンター)、造形君(ペットショップ)、苔(採集)。
それと今回は少しジオラマっぽくしたいので、近所のリサイクルショップでミニチュアを入手しました。
これをアクリル絵の具(百均)で着色して使います。
それでは作っていきます。
今回も水場を作ります。
発泡スチロールブロックで陸場と水場を仕切り、陸場には水抜き用のスペースを鉢底ネットで作ります。接着はシリコンを使います。
装飾品の土台と水抜きのフタも発泡スチロールで作ります。
子供からもらったプラスチックの宝石玩具を配置。今回は、宝石採掘の跡地をイメージしました。
陸場の底には軽石を敷きます。今回持ち運びを考えて、片寄らないように鉢底ネットで仕切を付けました。今回は、発泡スチロールをはんだごてで溶かさず、うちにあった園芸用の砂利(百均)をシリコンで貼り付けてみました。そしてミニチュアのヘルメットなどはアクリル絵具で錆びた風合いにしてみましたが、ちょっとやり過ぎました。
軽石の上に細かいハイドロボールを、すき間を埋めるように敷きます。
その上に鉢底ネットをかぶせ、軽石などの土台が動かないようにネットをシリコンで接着します。移動をしない場合は、鉢底ネットは無くても大丈夫です。
その上から、水で練った造形君を塗り、苔を貼ります。今回の苔はたぶんコツボゴケです。草ボウボウのイメージで、コツボゴケを選びました。
水抜き穴とフタ。
容器のフタと側面にはんだごてで、通気穴を開けました。
これで完成です。
試しにアマミシリケンイモリ('19)を入れてみます。
8〜9cmの個体を2匹入れてみました。
小さめの子2匹でちょうどいい感じですね。
このケースで本格的に飼育するのは、もう少し苔が活着してからになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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本をプレゼントして頂きました。
私の記憶が確かならば、本をプレゼントして頂いたのは、これまでの人生で図鑑だけです。幼少期に親から大人になり彼女(妻)からもらった亀の本(図鑑)だけで、ちゃんとした本は初めてではないでしょうか。
しかも、著者から頂くのは多分この先もないでしょう。
題名は
『弱虫の生きざま』
“身近な動植物が教えてくれる弱者必勝の戦略”
著者、亀田恭平さん
亀田さんはブログも書いていて、身近な動植物の事についてのブログなのですが、これが面白い!!
珍しい動植物は、たまにテレビなどで取り上げられていますが、本当に身近な動植物の事がかなり詳しく書いてあり、物凄く勉強になります。お子さんの夏休みの自由研究などにも活用できそうです。
今回ご紹介する本は、ブログとは少しテイストが違い、身近な動植物の生きる術を学び、それを仕事や人生に応用しよう。といった内容になっています。
動植物は面白い。十分わかっているつもりでいましたが、奥が深い。この本を読んでそう思いました。
動植物の生態が人間、特にサラリーマンの渡世術に応用出来るなんて思いませんでした。
私自身、人間関係を築くのが下手で、今も仕事での人間関係に悩んでいたので、このプレゼントはグッドタイミングでした。
イボタガと言う『ガ』は、敵(鳥、トカゲ)に襲われると羽を広げます。広げると目玉模様があり、羽がフクロウに見えて敵を威嚇します。
これを人間で言うハッタリに例えています。
ハッタリ=肩書き、キャッチコピー。
名刺に社長、CEO、カタカナの長い肩書などが付いていると、たとえ実力が無くても「おっ」と思いますよね。
あとお店の看板や広告などの〇〇No.1、お客さま満足度90%以上など、ちょっと使い古された感じもありますが、お店を選ぶ時には目を引きますよね。
コガモのオスは、繁殖期になると目立つ派手な羽に生え変わり、おまけに飛べなくなるそうです。敵に捕まるリスクを負い、命懸けで繁殖に挑む。
この項では、亀田さん自身の体験談が書かれていました。初めての海外赴任、英語も話せないようでしたが、自ら志願して挑戦したようです。私だったらきっと怖くて断っていたかもしれません。
1つだけ私も実践しているものがありました。ハシボソガラスの項です。
仕事も遊びのように夢中になる。嫌な仕事や、つまらない作業でも、自分の中で遊びの感覚を持ち込む。例えば単調な作業でも1回目より2回目、2回目より3回目、どれだけスピードアップできるか?とか、よりきれいに仕上げられるか?など、楽しめるポイントを見つけてと言うか作って仕事をしています。
自己満足かもしれませんが、やらなければいけないのなら、楽しくやりたいですからね。
他にも感心する事やぜひ取り入れたい見習いたい事がたくさん書いてあります。
挿し絵も味があっていい感じです。
文章に筆者が伝えたい事がマーキングがしてあり、少し分厚い本ですが読みやすかったです。
この本を読んで、私も英語の勉強を始めようと思いました。
『何かを始めるのに遅いことはない』
良い言葉ですね。
亀田さん(筆者)も大人になってから始めた自然観察で人生が変わり、強く納得する言葉だと書いています。
『弱虫の生きざま』
“身近な動植物が教えてくれる弱者必勝の戦略”
著者/亀田恭平 定価¥1,500-(税別)
ぜひ読んでみて下さい。
ブログの方も、動物や虫に興味が無い方でも楽しめると思いますので、ぜひ見てみてください。
身近な生き物の意外な一面が学べるかもしれませんよ。
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アカハライモリ幼生('20)
今年もアカハライモリの繁殖は、あまりうまく行ったとは言えません。
昨年、一昨年よりは回収出来た卵の数は増えましたが、カビてしまう卵や、孵化しても死んでしまう子も多くいました。
今残っている16匹中、15匹は順調に育っています。1匹全然大きくならない子がいます。多く食べられないようでヒョロヒョロです。なんとか成長して欲しいです。
もう1匹気になる子が。
マダラ模様の子です。普通の体色は、褐色か茶褐色。
こんな感じで、普通は単色です。
マダラ模様の子は、どんな子に成長するのかちょっと楽しみです。
その子が7月9日、上陸しました。今年のアカハラで1番乗りです。
まだ、模様がありますね。上陸したらさらにハッキリした模様になっていました。
アマミシリケン同様、ウィローモス、瓦のカケラを入れた小さいプラケに移動です。
まだ水が名残惜しいようです。
何か変化がありましたらご報告いたします。
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ダンゴムシ、飼育始めました。
今回は、タイトル通りダンゴムシの写真が出てきますので、苦手な方はご注意下さい。
Twitterで私をフォローして下さっている方は、目にしたかもしれませんが、先日ダンゴムシのツイートをしました。
雨上がりで、道路脇にダンゴムシがたくさん出てきています。よく見ると、色々な体色がいる。しかし、模様がある個体はほぼメスなんだとか。#ダンゴムシ pic.twitter.com/IBMhIdwWv4
— ちまめ Fire belly babies (@ChimameS) 2020年6月23日
その時は、連れて帰りたいのを我慢して逃しましたが、それからずっとダンゴムシの事が頭から離れず、暇があれば公園などで観察していました。
以前から、You Tubeや爬虫類イベントで見かけるきれいな色のダンゴムシに、心がときめいていましたが、やはり家族には受け入れられないだろうとあきらめて我慢していました。
しかし、観察すればするほど欲しくなってしまい、ついに捕獲して飼育を始めてしまいました。ワラジムシもうちにはいますが、餌としてしか見られないし、動きも早くてゴキっぽくて全然かわいいと思えません。どちらにしろ妻に見つかったらブチ切れられるでしょうね。
ダンゴムシって丸っこくて動きも遅くて可愛らしくて色もきれい。皆さんもダンゴムシ観察したら飼いたくなってしまうのではないでしょうか?
それでは、うちの子になったダンゴムシをご覧下さい。
茶色の個体(メス)
薄茶色の斑紋のある個体(メス、下の小さい個体は不明)
真ん中にラインが入っている個体(メス)
白色の個体(オスメス不明)、白色の大きい個体は見当たりませんでした。この個体は、まだ小さいので育ってきたら色が出るかもしれませんね。
赤茶色の個体(メス)
フチと足数本が白くて、背中に黄色い斑紋の個体(メス)
上の方の個体はよく見る体色です。オス個体です。ダンゴムシ、ワラジムシは裏返すとオスメスの判別が出来ます。
しかし、模様があったりする個体はほぼメスらしいんです。模様があるオスもいないことは無いらしいのですが、探してみましたが発見出来ませんでした。なので、繁殖を考えている場合は普通の個体が必要になります。
体色が子供に遺伝するのかは分かりませんが、しばらく飼育してみようと思います。
群れているとちょっと「うわっ」と思ってしまいますが、捕獲の際にしばらく手に乗せて観察していますが、すごくキレイで可愛らしいです。
雌雄の見分け方や飼い方なども検索すればいっぱい出てきます。
ダンゴムシ飼育オススメです。
御指摘、ご質問がございましたら、お気軽にコメントして下さい。Twitterでも受け付けています。🐢
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オキナワシリケンイモリ、イモリウム手直ししました。
先日、作成したイモリウムに少し手を加える事にしました。
また不具合が発生したわけではありません。ユキノシタの葉をシェルターにしてくれると良いなと思っていたのですが、中々使ってもらえず別の物を設置するかどうか悩んでいた所、近所のショップでちょうど良さそうな流木を発見してシェルターを設置する事を決めました。
ちょうど良さそうじゃないですか?でも、写真を撮る前に、穴を広げたり、切った破片を別な所に付けたりと、少し加工してしまいました。
苔の上に直接置くと、苔が枯れて良くなさそうなので、シェルターの場所は苔を剥がし、何か敷く事にしました。
以前のイモリウムで使っていた百均の素焼きシェルター(水槽用品)が気持ち良さそうだったので、素焼き鉢の破片を置く事にしました。
ギザギザになっているバリは、ヤスリで削り、面取りしました。
後は流木に苔を貼ります。苔は職場や近所の公園で採取してきました。
例によって苔の名前はわかりません。ちょろっと出ている葉は、ノキシノブです。
苔は木の根元付近に生えていて、日当たりが良く少し乾燥気味の場所だったので、流木に着けても大丈夫だと思います。
早速、水槽に設置します。
右奥辺りがイモリの定位置になっています。
ここか後ろの高い位置にいます。餌の時はアンモナイトの辺りまで出てきて、ご飯を待っています。
右側にシェルターを設置しようと思います。まずは、その部分の苔を剥がし、低くなった分ハイドロボールを入れ、素焼き鉢の破片を置きます。
その上にシェルターをかぶせます。
イモリを入れてみます。
シェルターに入るように放しましたが、
すぐに出て来てしまいました。シェルターの大きさは良さそうなので、馴染むまで待つしかありませんね。
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うちの飼育環境5(イモリ幼生、幼体編)
前回の成体編は、うちの飼育環境と銘打っていながら、飼育指南みたいになってしまい、そのせいで長くなってしまいました。反省しております。
最近はイモリウム人気で色々な方がYou TubeやSNS等で飼育指南を発信していらっしゃいます。
なので今回は純粋にうちの飼い方だけを書いていこうと思います。
● 卵の管理
卵は発見次第すぐに取り出して親イモリとは別で管理します。後で取ろうと思っていると食べられてしまいます。
うちではプリンカップなどの小さい容器に3cmくらい水を張り、常温で管理しています。
プリンカップは百均でも売っていますが、数が少なければ、スイーツなどが入っていた硬めの容器も使えます。
毎日半分から3分の2位の水を交換します。水は汲み置きのものを使っています。
この時にスポイトがあると便利です。幼生の世話でも使うので1〜2個あると便利です。
うちで使っているスポイト。右から汚水用、きれいな水用、ブラインシュリンプ取り出し用、ブラインシュリンプ与える用です。
● 幼生の管理
孵化した幼生は、また別の容器に移します。この時もスポイトを使い、頭の方からスッと吸い取り捕獲します。
孵化した幼生は、しばらくお腹の袋の栄養で育ち、この間は餌を食べません。孵化の状態や環境により餌を食べない期間は違いますが、私は孵化後一週間経過した時点で徐々に給餌を開始します。
・餌
餌はブラインシュリンプです。ミジンコが入手出来ればミジンコの方が良いです。
幼生は、食べる量が少ないのでほぼ毎日給餌を行います。
⬆️以前のブラインシュリンプの給餌方法の記事です。
今は最後にひと工程多くなっています。以前は真水で洗浄したものを手ぬぐいごと幼生の入っているカップに浸けて給餌していましたが、現在は一度スイーツのカップに水をはったものに取り、そこからスポイトで給餌しています。
イモリ幼生は成長するとイトメやアカムシも食べられるようになります。イトメはそのまま給餌、アカムシは1〜2匹ピンセットでつまみ、顔の前で揺らして給餌します。餌だと認識するようになれば、そのまま入れておいても食べるようになります。配合飼料を与えている方もいるようです。
・ 水換え
水換えも毎日行います。汲み置きの水を使いほぼ全量取り替えます。やり方は、スポイトで少しずつ水を足し、スポイトで同じ量の水を抜く。pHショックを起こさないようにゆっくりと行います。特に注水時は注意します。これをフンや食べ残しが無くなるまで行います。ブラインシュリンプは淡水では生きていけません。食べ残しがあると水を汚す原因になります。アカムシも同様です。
ミジンコやイトメなどは食べ残されても生きているので、そんなに水は汚れないのではないでしょうか。それでも、毎日水換えはしたほうが良いでしょう。
・ 幼生の飼育環境
小さいうちは同じ容器に複数匹入れていますが、足が生え揃うくらいに成長すると、他の個体に足などを食べられる個体が出てきます。酷い時は尾を半分くらいまで食べられてしまいます。その前に単独飼育にします。はじめは大き目のタッパーに水草を入れて複数飼育していたのですが、それでもかじられる個体が出るので、今年は早めに単独飼育にしました。
今年はこんな感じです。
百均(ダイソー)のプリンカップと百均(ダイソー)の積み重ね整理棚と鉢底ネットを組み合わせて積み重ねています。鉢底ネットは結束バンドで止めてあります。鉢底ネットのおかげで上陸しても脱走する事はありません。これで上陸するまで管理します。
エラが小さくなってくると、上陸が近いので水草を増やします。
上陸すると肺呼吸になり溺れるので、こまめに観察します。
● 幼体の管理
・ 飼育環境
上陸したての幼体は2〜3日、ウィローモスを敷き詰めて水をひたひたに入れたプラケで管理します。
分かりにくいと思いますが、瓦の欠片が入っていて、右側が水場になっています。
個体によるのですが、上陸してもエラが残っていて水に戻ってしまう個体がいるからです。
そういう子も1〜2日経つと完全にエラも無くなり、上陸が完了します。
そうしたら、湿らせたキッチンペーパーを敷いたタッパーに移します。ここで給餌開始です。
・ 餌
はじめからアカムシを食べる子もいますが、ほとんどの子は、なかなか食べません。
アカムシを食べない子は、まず生き餌に餌付けます。うちで与えている生き餌はイトメ、ワラジムシ、アブラムシです。
ワラジムシは、以前は吸虫器を使い、小さいものを捕獲していましたが、やはり他人に見られると恥ずかしいので、親ワラジムシを捕まえて繁殖し始めましたが、中々コンスタントに繁殖してくれません。
しかしこの間、良い場所を発見しました。公園の一角に丸太置き場があるのですが、その切り口にいっぱいくっついているのを発見しました。これを百均などで売っている小さいホウキとチリトリでサッと捕り、蓋付きの入れ物に入れると短時間で多くのワラジムシを捕る事が出来ました。これなら他人に見られても怪しまれないかな?
アブラムシは、ホルスちゃんの餌として採っているヤブガラシの葉の裏などにたまに付いていて、それを蓋付きの入れ物に入れて、別にして持って帰ります。
与える時は、葉っぱごとケースに入れます。
イトメはショップで購入しています。
餌を食べるようになると食欲が出るのか、はじめは見向きもしなかったアカムシも、ピンセットで2〜3匹つまみ、顔の前で小刻みに振ると食べるようになります。
その時に、イモリが顔をそむけたり、目を閉じてジッとしていたら嫌がっているので、すぐにやめます。
これを繰り返す事でピンセットと人に慣らしていきます。
良く慣れると、ケージを覗いただけでもイモリが寄ってくるようになり、可愛さ倍増です。
ピンセットに慣れてくれれば、配合飼料にも食い付いてくれるようになります。はじめはくわえても吐き出してしまう子もいますが、何回か与えているうちに食べるようになります。また、配合飼料を水でもどす時に、アカムシの解凍水でもどすと食い付きが違う様な気がします。
餌は基本的にアカムシと配合飼料ですが、幼体が飽きないように、生き餌も交えてローテーションしています。
● 幼体の成長と環境の変化
幼体は2〜3年位陸飼いにするのがセオリーらしいのですが、うちでは早いうちに水に慣らしていきます。
いきなり水に入れるのではなく、段階的に水位を上げていきます。
最初は足が浸かるくらい水を張ります。
この時には必ず、水から上がれるように薄い石や、タイルなどを入れておきます。ほとんどの子が石の上にあがっています。
しかし、徐々に水に入るようになります。水に慣れて来たところで次の段階。
今度は、水位を体の半分くらいまでにし、水草を追加します。
これでまた慣れるまで水上にあがりがちになりますが、慣れるとまた水に入るようになります。
次は、体高ギリギリの水位にします。
顔をあげれば呼吸が出来るくらいです。これくらいになると、自分で水中に潜ったり、泳いだりするようになります。
ここまで来れば、後は少しずつ様子を見ながら水深を深くしていきます。この時に大事なのが必ず陸場を設置し、足場になる水草などを多めに配置する事です。
個体によりずっと陸場にいる子もいます。シリケンイモリのこういう子は苔リウムなどでの飼育に向いているかもしれませんね。アカハライモリにも陸場が好きな子はいますが、体型的に陸場を設けた水飼いが向いていると思います。
どちらの種類にしても、陸飼い(イモリウム)にするならピンセットから餌を食べることが最低条件でしょうね。
清潔を保つには水飼いの方が個人的には楽だと思います。
⬇️生後1年の子供達です。最終的にはこういったケースで飼育しています。
しかし、植物の緑のなかにいるイモリも良いですよね。うちの下手なイモリウムでも映えます。
You TubeやSNSなどで目にするきれいなイモリウムは、見ていて本当に惚れ惚れしますね。私もいつか本格的なイモリウムを作ってみたいと思っています。
しかし、忘れてはいけないのが、あの綺麗で素晴らしいイモリウムが飼育者の日々のきめ細やかな管理、豊富な知識、たゆまぬ努力の上に成り立っていると言う事です。
今回作ったイモリウムも手直ししようと思っています。不具合ではありませんが、イモリの快適さを求めた改装です。
その模様はまた記事にしたいと思います。
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イモリウム、完成致しました。
オキナワシリケンイモリ用のイモリウムをやっと作り直す事が出来ました。
せめて材料が揃うまで、水中フィルターを止めてそのまま飼っていれば良かったと、後悔しています。
しかし、以前イモリウムを作る前は、オキナワシリケンイモリはほぼ陸場でじっとしていましたが、今の仮住まいでは、水場と陸場を行ったり来たりとよく動いていました。
イモリウムで足腰を鍛えられ、体力が付いたのかもしれませんね。見ていて楽しかったです。
それでは、本題に入ります。
水槽は、以前と同じ30cm水槽です。
土台の材料は、 百均のレンガ風発泡スチロール(ダイソー)と以前の残りのブロック風発泡スチロール(ダイソー)です。
まずは、仮組み。
正面から
横から
上から
レンガ風4個とブロック風を少し使いました。今回、水の流れは無しです。
ここから、植栽する場所を切ったり掘ったりしていきます。
正面から
横から
上から
後ろと横は壁を作るつもりでしたが、小さい水槽で壁があると圧迫感が凄かったので、手元にあった切り株っぽい流木に変更しました。これだけでは、少し寂しいので、
正面から
横から
上から
流木と化石のおもちゃを追加しました。
そして、見える場所はハンダゴテで彫刻を施します。
正面から
横から
上から
大体こんなものでしょうか?地層っぽく見えますでしょうか?
次は、シリコンで接着します。
正面から
横から
上から
植栽部分に水が入ると嫌なので、これでもかって位にシリコンで隙間を埋めました。
3日間ベランダで放置後、一度全体を水洗いし、2日乾燥。
その後、水場部分に水を張ってみましたが、陸場部分への水の侵入はありませんでした。
それでは、植栽をしていきます。
底には、ハイドロボール(小粒)を敷き詰め、周辺や流木などの隙間に造形君(造形用の土)を塗り付けます。
そして、植物ために園芸用の土を入れていきます。そこに植物を植え込み、造形君を苔を貼る場所や隆起させたい場所に盛り、苔を貼って行きます。銅の針金でU字型のピンを作り、苔が動かないように刺して固定し、霧吹きで全体的に水やりをして植栽完了です。
苔が根付いたらピンを取っても良いですが、そのままでも苔が成長してくれば隠れてしまいます。
正面から
横から
上から
正面上から
正面からですと見えませんが、横を正面にする時、シリコンが気になるので隠す事にしました。
芝生調シート(セリア)を使いました。直接だと剥がした時にガラス面にのりが残りそうだったので、プラ底板(セリア)に芝生調シートを貼りそれを両面テープで水槽に貼りました。なんだか、かわいらしくなっちゃった?
今回は、隠れ家は作りませんでした。代わりに
ユキノシタを植え込み、隠れられるようにしました。が、まだ株が小さいので隠れられないかな?
今回は、化石のおもちゃをあしらってみました。材料を買う時に百均(セリア)で入手しました。石を掘って発掘している気分を味わえるおもちゃです。子供が暇な時に一緒にやろうと思い買っておきました。発掘後、子供が「化石はいらない。」と言うので、イモリウムに使ってみました。子供達は化石発掘より周りの石を粉々にするのに夢中でした。
小さい方がシーラカンス、もう一つが硬骨魚類の化石だそうです。海の岩場のような雰囲気になってしまいました。
気になっていた方もいると思いますが、真ん中のアンモナイト、実は排水システムになっています。最近は、イモリウムには皆さんこのシステムを導入していらっしゃるので、試しに付けてみることにしました。
前回のイモリウムは、発泡スチロールを掘った時に、数カ所に穴が空いてしまったので、余計な水はそこから排水されていたと思います。
今回は、水の行き場がないので、苔や植物に水やりをした水が溜まり、腐ってしまうので、排水システムを付けることにしました。
発泡スチロールのフタにアンモナイトをはめ込んでいます。
発泡スチロールをキノコのような形にしてイモリがずらさないようにしてあります。
鉢底ネットで作った筒が現れます。そこにスポイトを突っ込み排水。
ちゃんと吸えました。
このシステムを考えた方すごいですね。溜まった水を吸うのもちょっと楽しいです。
それでは早速、水をはってイモリを入れたいと思います。
いかがでしょうか?イモリは辺りを調べるように歩き回っています。
しかし、苔とイモリって良いですね。ちょっと狭いけど。😓 今度こそはイモリウムを長期間維持したいな。出来るかな?
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ホルスちゃんのご飯
ホルスちゃん、うちで飼っているヨツユビリクガメ、ホルスフィールドリクガメ、ロシアリクガメと呼ばれる種類の陸ガメです。
ここ数年は、野草を中心のメニューにしています。ホルスちゃんは、その時々により好む野草が変わります。昨日までもりもり食べていた物が、今日は残しているというのはしょっちゅうです。やはり飽きるのかな?それとも栄養バランスを考えて、偏らないようにしているのかな?理由は分かりませんが、とにかくなるべく色々な野草を与えるようにしています。
たんぽぽ(花・葉)、
ノゲシ、
タビラコ、
オオバコ、
ハコベ、
ウシハコベ、
桑(葉・実)、
ヘビイチゴ(実)
一番多く与えているのが、たんぽぽですね。いつでもよく食べます。人間もおひたしにして食べるくらいですからクセが少ないのでしょうね。
ノゲシ、タビラコ、ハコベなどもよく食べますが、季節により採れない時があります。
オオバコはいつでも生えていて、なるべく柔らかい葉を採取しているのですが、たまにしか食べません。食べないかな、採るの止めようかな?と思うとバクバクと食べたりします。一時期は野草の栽培も考えましたが、ベランダで育てられるくらいの量では、大した足しにならないのでやめました。
多肉植物(朧月)も思ったほど喜んで食べている感じではありませんね。与えても残っていることがあります。
野菜は、レタス、小松菜、チンゲン菜、モロヘイヤをよく与えています。
たまに、バナナ、トマト、ブルーベリーも与えていますが、そればかり食べるので、おやつ程度にしています。
そう言えば、今日(5/23)は世界亀の日World tortle dayでしたね。
亀に関心を向け、知識を深め、敬意を払い、亀の生存と繁栄のための人間の行動を奨励する日らしいです。
捨てられた亀の救済活動などを行うアメリカの非営利団体「American Tortoise Rescue」が2000年に制定。
残念な事に日本では今、カメってあまり人気が無いようなんですよね。
このブログも、イモリの記事が圧倒的にアクセス数が多いです。カメもイモリも同じくらい好きなので嬉しいですけどね。
皆様が、カメライフ、イモリライフを楽しく送れるお手伝いが出来ればなによりです。
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うちの飼育環境4(日本産イモリ成体編)
今、うちには
アマミシリケンイモリ、
オキナワシリケンイモリ、
の3種類がいます。
アカハライモリは幼少期から何匹も飼育して来ました。残念ながら、ペットショップで購入したものです。近所の金魚屋さんには、シリケンイモリも売っていたのですが、幼少期には買った事がありませんでした。
シリケンイモリ(アマミシリケン)を飼い始めたのは、2016年のとんぶり(爬虫類イベント)からです。その後、オキナワシリケンイモリもショップでお迎えしました。シリケンイモリに関しては飼育歴が浅いです。
そんな私ですが、今回はうちのイモリの飼育法を記していこうと思います。
●飼育設備
アカハライモリに関しては、幼少期から基本的な飼い方はほとんど変わっていません。プラケースや水槽に水を張り、水草を入れて石などで陸場を作っただけです。※必ずフタがある水槽、容器を使用します。
アマミシリケン水槽⬆
アカハラ水槽⬆
・フタ
イモリは、ガラス面や壁、パイプなどを上ります。なので脱走防止の為のフタが必要です。通気性が良い網フタがおすすめです。
初めて飼う場合は、大きめのプラケースが良いと思います。
うちの水槽は、フタを自作しています。
こちらのフタは、水槽付属のフタに鉢底ネットを隙間に貼り付けただけです。もっと通気性が欲しいので、夏までに自作しようと思います。
・床材(砂利、砂)
うちではカメもイモリも床材は敷いていません。ベアタンク(砂利などの床材はなし)です。
学生時代、淡水魚を捕まえて飼っていた時は、イモリ水槽にも砂利を敷いていた事がありました。
しかし、何かの雑誌か本に砂利を誤飲して死んでしまったカメとウーパールーパーのレントゲン及び解剖写真が載っていました。心配になりイモリを見ていると採餌の時に砂利も一緒にくわえていて、見ている前ではうまく吐き出し飲み込んではいませんでしたが、念の為にそれ以来、敷くのをやめました。
最近では、床材を敷く飼い方が主流になりつつあるようです。見栄えが良いと言う事もありますが、ベアタンクではイモリの足腰が弱るとか、足が曲がると言う説もあるようです。
うちには、飼い始めて20年経過したアカハライモリ♂がいます。ずっとベアタンクで飼育していますが、足が曲がっているようには見えませんし、陸場にも時々上っています。いまだに婚姻色が出て、メスに求愛ダンスをしたりと現役バリバリです。
足腰が弱ったり、足が曲がったりするのは他にも原因が有るのではと思います。例えば、他の個体に噛まれたりして、飼い主の知らぬ間に曲がったまま治ってしまったとか・・・。たまたまうちのが大丈夫だっただけなのかもしれません。私はただの飼育者なので、この件についての真相は分かりません。
床材については、飼育者の経験や飼育スタイルで考えも変わってくるので、色々と有って良いのではないかと思います。私が砂利を敷くとしたら、イモリが誤飲したとしても、排泄されやすい細かい砂利を選ぶかな。
ちなみにこちらが飼育20年のアカハライモリ♂⬇
やはり若い個体と比べると、肌の張り艶が無くなってきましたね。
・水深
うちでは、成体(アカハラ、シリケン共に)の水槽は水質安定のため出来るだけ水深を深くしています。
そして、溺れるリスクを減らすために、水草や流木などを配置して水中で休んだり、止まれる場所を作っています。流木などを入れる場合はイモリが挟まってしまいそうな隙間がある物は避けて使っています。
しかし、個体により水に入らずに、ずっと陸場にいる子もいます。そういう子に関しては、陸場をメインにして、水場を浅くしたり、水入れなどの容器で水場を作ったり、コケリウムなどで飼育するのも良いですね。アカハラに比べて、シリケンイモリは陸場が好きな子が多いような気がします。なので、苔リウムやイモリウムで飼育したいのならば、アカハライモリよりもシリケンイモリが向いていると思います。
うちでは、オキナワシリケンイモリを陸場メインで飼育しています。
・陸場
陸場は、フタと同様で必須アイテムです。うちでは、市販のカメ用の浮島か手製の浮島を使っています。手製の物はチープですが、作るのも簡単で、安くて(ほぼ百均素材)使い勝手も良いです。縁に鉢底ネットを付ける事で、幼体イモリでも簡単に上り下りが出来ます。成体用の物はネットは付けていません。代わりに縁部分を少し下に曲げてあります。
幼体用⬆️
成体用⬇️
たまに『イモリは皮膚呼吸が出来るから溺れない。』と言っているのを目にしますが、イモリは溺れます!!これは、恥ずかしながら経験済みです。
だいぶ昔の話になりますが、水槽の水換えをしている時に、他の水槽でバシャバシャと音がしました。音のする方を見てみると、イモリ水槽からでした。水面を音を立ててイモリが泳ぎ回っていました。その時は、溺れているとは思わず何かに驚いて暴れているのだろう、陸場もあるしそのうち落ち着くだろうと思っていました。
しかし、水換えを終え見てみると、イモリが水底で横たわっていました。水槽を叩いても、ピクリとも動きません。慌てて水から上げましたが、グッタリとして動きませんでした。手のひらに仰向けに乗せると、とっさに指でイモリの胸の辺りを何回も押しました。心臓マッサージです。
どれくらい行っていたのか覚えていませんが、その後 息を吹き返しゆっくりと動き出しました。数日間、小さなプラケに水苔を敷いて養生をして、普通に動くようになったのでもとの水槽に戻しました。
それ以来、カメやイモリが水面でバシャバシャしているのを見ると心配で、その子が落ち着くまで見るようになりました。
皮膚呼吸が有効なのは、代謝が下がっている冬眠時だと思います。見ていればわかりますが、普段は水中にいてもたまに水面まで上がり呼吸をしています。肺呼吸ですね。
・装飾品(石や流木など)
石や流木などは、設置した方が良いと思っています。イモリは、脱皮の際に顔や体を硬い物(石や流木)に擦り付け、脱皮の取っ掛かりを作ったり、皮を引っ掛けたりして脱皮をします。
自分で足や尾を噛んで脱皮したりする子もいるので、無くても平気そうですけどね。そういう子は脱皮しながら自分の皮を食べちゃいます。美味しいのかな?
流木や石などを設置する際は、イモリが挟まってしまう隙間などが無い物を選ぶと良いと思います。そして、装飾品が有った方が飼育がより楽しくなります。
・ろ過器
ろ過器は色々と種類や大きさがありますが、私は基本的に使っていません。ズボラな性格なので、ろ過器を付けていると水がキレイになっているように見えるので、水換えをサボりがちになってしまうんです。カメの場合は、ろ過器を付けていてもすぐに水が汚れるのでヤル気になるのですが・・・。本当にダメ飼い主です。
ろ過器を付けるならば、投げ込み式がオススメです。水中に投入しエアポンプで空気を送り込み、水を循環させるフィルターです。安価でお手入れも楽です。
水中モーターで動かすタイプは、モーターの熱により水温が上昇します。カメや熱帯魚ならば問題はありませんが、高温に弱いイモリには不向きです。
先日まで、オキナワシリケンイモリのイモリウムで使っていましたが、室温23℃の時にその水槽は水温が27〜8℃にまで上がってしまいました。水場も小さく水量も少なかったのが原因です。すぐに電源を切り、今はそのイモリウムは解体して新しい物を計画中です。外出自粛中のため、買い物に行けずにまだ制作に取り組んでいません。
オキナワシリケンは、仮住まい中です。⬇️
外かけ式フィルター(水槽の縁にかけるタイプ)は、水槽にフタをしなければいけないイモリには、使い勝手が悪いです。一度使った事がありましたが、イモリがフィルターの内部に入り込んだり、フタとの隙間から脱走したりと散々でした。
上部フィルターも同じような事が考えられますので、不向きだと思います。
外部式フィルターは、パイプとフタの隙間さえ埋めれば、使い勝手、ろ過能力は申し分ないと思います。ただ他のフィルターに比べて高価で、本体を置く場所が必要になります。
●水換え
水換えは、水量や匹数により異なります。水量が多ければ週1〜2回、少なければ2日に1回、幼体や幼生の容器は日に1〜2回換えています。給餌の次の日は必ず全量水換えをしています。
水換えに使用する水は、成体には水道水、幼体や幼生には汲み置きの水を使っています。
水換え時の注意点は温度です。
汲み置きの水は同じ部屋に置いてあるので、水温はだいたい合っているのですが、水道水は水槽の水温より低い場合が多いので、お湯を足して水温を調節してから使っています。
●餌
主食は冷凍赤虫です。そこに配合飼料数種類を日替わりで与えています。気まぐれでミミズやワラジムシ、イトメ等の生き餌も与えています。同居しているメダカもたまに食べられています。
与えている配合飼料は、ひかりウーパールーパー(小粒)、レプトミン(カメの餌)、レプトミンスーパー(カメの餌)などで、最近は、ビッグ カーニバル(肉食魚の餌)もメニューに加えました。
成体は通常、ばら撒きで与え陸場によくいる個体や痩せ気味な個体、鈍臭い個体などには、ピンセットで与えています。以前は、ひかりウーパールーパーをピンセットで与えていましたが崩れやすいので、最近ではピンセットで与える時はビッグ カーニバルと言うのを使っています。水でふやかして個々の口の大きさに合わせ、ピンセットで切って与えていますが、細かく切ってピンセットで持っても、崩れにくく使いやすいので幼体にも与えています。カメプロス プレミアムと言う商品も使いやすいようです。
給餌は、成体は週1〜2回、幼体や幼生はほぼ毎日与えています。量は・・・、個体や季節で食べる量も違うのでなんとも言えません。飼育者が観察してその個体の食べ具合を把握するしかありません。
うちに初めて来た子(成体)に、与えるとすると冷凍赤虫3分の1、ひかりウーパールーパー(小粒)5粒くらいが1回に与える量ですかね。それで数回様子を見て、減らしたり増やしたりっていう感じです。その後、他の個体と合流させて、またしばらく餌食いなどの様子を見ます。
●飼育温度
これも人それぞれ意見が分かれるところですね。エアコン必須という方もいらっしゃいます。部屋の向きや水槽の置き場によりエアコンの必要性は変わってくると思います。
日本のイモリは、溜池や流れの緩やかな川に生息しているので、直射日光が当たる場所や、夏場の締め切った室内に水槽を置かない限り問題ないと思っています。夏に魚採りなどで池などに入るとわかりますが、水はかなり生温いですよね。
うちの飼育部屋は、北側の部屋というのもありエアコンは設置しておらず、真夏でも窓を開けているだけです。
水温の上昇が心配な場合は、水槽用冷却ファンやエアレーションをする事で水温の上昇は多少抑えられます。
飼育する前に、水槽を設置予定の部屋の温度などを把握しておくと良いかもしれませんね。
うちでは、アカハライモリは繁殖のために色々と試して来ました。ずっと室内で飼育して来ましたが、一時期はベランダで飼育していた事もあります。もちろん日陰で、日が差し込まない様にヨシズで水槽を囲いました。冬場に水温が2〜3℃位でも水中をゆったりとですが泳ぎ回り、私が見ていると寄って来ました。餌を与えたら食べてしまいそうな感じでした。冬眠すると思っていたんですが、普通に暮らしていたので驚きでした。
シリケンイモリは寒さもダメだと思われます。沖縄も奄美も本州ほど水温は下がらない(冬でも水温10℃前後)ようなので、注意が必要です。
小学校の時の友達は庭に使わなくなった湯船を設置して網戸で蓋をしてメダカ、金魚、アマガエルなどと一緒にアカハライモリを飼っていました。水が緑色になっていて普段はいるかどうかわからないのですが、給餌の時は餌を求めて水面まで上がって来てようやく生存が確認出来ていました。こんなビオトープの様な飼い方も面白いですね。
最後までお読み頂きありがとうございます。うちの飼育環境と言いながら余計な事まで書いてしまったので、思った以上に長くなってしまいました。分かりにくかったらごめんなさい。🙇♂️
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オキナワシリケンイモリ、イモリウム再びリセット。
イモリウムを再びリセット致しました。
気に入らない所は多々あったのですが、イモリも苔も馴染んできていて、狭いけどまぁまぁいい感じだったので、リセットするつもりは無かったのですが、
重大な問題が発覚いたしました。
問題はコレ⬇
水温が28℃近くあります。この時の室温は約23℃。水中フィルターのモーターの熱により5℃も上がっていました。
多少の水温上昇は覚悟していましたが、こんなに上がってしまうとは、予想以上でした。水量が少ないのと、周りを発泡スチロールで囲まれていたから、予想以上に温度が上がってしまったのだと思います。これでは、夏場にイモリが死んでしまいます。
水中フィルターを外して、そのまま飼育する事も考えましたが、良い機会なので1から作り直す事にしました。
その模様は、またご報告したいと思います。
また、百均米びつ生活のオキナワシリケン。うちで一番、体の大きいイモリなので狭そうですね。
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