イモリウム、完成致しました。
オキナワシリケンイモリ用のイモリウムをやっと作り直す事が出来ました。
せめて材料が揃うまで、水中フィルターを止めてそのまま飼っていれば良かったと、後悔しています。
しかし、以前イモリウムを作る前は、オキナワシリケンイモリはほぼ陸場でじっとしていましたが、今の仮住まいでは、水場と陸場を行ったり来たりとよく動いていました。
イモリウムで足腰を鍛えられ、体力が付いたのかもしれませんね。見ていて楽しかったです。
それでは、本題に入ります。
水槽は、以前と同じ30cm水槽です。
土台の材料は、 百均のレンガ風発泡スチロール(ダイソー)と以前の残りのブロック風発泡スチロール(ダイソー)です。
まずは、仮組み。
正面から
横から
上から
レンガ風4個とブロック風を少し使いました。今回、水の流れは無しです。
ここから、植栽する場所を切ったり掘ったりしていきます。
正面から
横から
上から
後ろと横は壁を作るつもりでしたが、小さい水槽で壁があると圧迫感が凄かったので、手元にあった切り株っぽい流木に変更しました。これだけでは、少し寂しいので、
正面から
横から
上から
流木と化石のおもちゃを追加しました。
そして、見える場所はハンダゴテで彫刻を施します。
正面から
横から
上から
大体こんなものでしょうか?地層っぽく見えますでしょうか?
次は、シリコンで接着します。
正面から
横から
上から
植栽部分に水が入ると嫌なので、これでもかって位にシリコンで隙間を埋めました。
3日間ベランダで放置後、一度全体を水洗いし、2日乾燥。
その後、水場部分に水を張ってみましたが、陸場部分への水の侵入はありませんでした。
それでは、植栽をしていきます。
底には、ハイドロボール(小粒)を敷き詰め、周辺や流木などの隙間に造形君(造形用の土)を塗り付けます。
そして、植物ために園芸用の土を入れていきます。そこに植物を植え込み、造形君を苔を貼る場所や隆起させたい場所に盛り、苔を貼って行きます。銅の針金でU字型のピンを作り、苔が動かないように刺して固定し、霧吹きで全体的に水やりをして植栽完了です。
苔が根付いたらピンを取っても良いですが、そのままでも苔が成長してくれば隠れてしまいます。
正面から
横から
上から
正面上から
正面からですと見えませんが、横を正面にする時、シリコンが気になるので隠す事にしました。
芝生調シート(セリア)を使いました。直接だと剥がした時にガラス面にのりが残りそうだったので、プラ底板(セリア)に芝生調シートを貼りそれを両面テープで水槽に貼りました。なんだか、かわいらしくなっちゃった?
今回は、隠れ家は作りませんでした。代わりに
ユキノシタを植え込み、隠れられるようにしました。が、まだ株が小さいので隠れられないかな?
今回は、化石のおもちゃをあしらってみました。材料を買う時に百均(セリア)で入手しました。石を掘って発掘している気分を味わえるおもちゃです。子供が暇な時に一緒にやろうと思い買っておきました。発掘後、子供が「化石はいらない。」と言うので、イモリウムに使ってみました。子供達は化石発掘より周りの石を粉々にするのに夢中でした。
小さい方がシーラカンス、もう一つが硬骨魚類の化石だそうです。海の岩場のような雰囲気になってしまいました。
気になっていた方もいると思いますが、真ん中のアンモナイト、実は排水システムになっています。最近は、イモリウムには皆さんこのシステムを導入していらっしゃるので、試しに付けてみることにしました。
前回のイモリウムは、発泡スチロールを掘った時に、数カ所に穴が空いてしまったので、余計な水はそこから排水されていたと思います。
今回は、水の行き場がないので、苔や植物に水やりをした水が溜まり、腐ってしまうので、排水システムを付けることにしました。
発泡スチロールのフタにアンモナイトをはめ込んでいます。
発泡スチロールをキノコのような形にしてイモリがずらさないようにしてあります。
鉢底ネットで作った筒が現れます。そこにスポイトを突っ込み排水。
ちゃんと吸えました。
このシステムを考えた方すごいですね。溜まった水を吸うのもちょっと楽しいです。
それでは早速、水をはってイモリを入れたいと思います。
いかがでしょうか?イモリは辺りを調べるように歩き回っています。
しかし、苔とイモリって良いですね。ちょっと狭いけど。😓 今度こそはイモリウムを長期間維持したいな。出来るかな?
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ちまめ Fire belly babies (@ChimameS) | Twitter
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