ちまめの飼育部屋

カメ,イモリ、植物のお世話ブログ Fire belly babies

神奈川県内でイモリ発見!?

2022年11月某日、夕方に神奈川県某所を歩いていると、歩道の脇のU字溝の縁に何か動くものを発見。しゃがみこんで良く見てみると、何とアカハライモリではありませんか!!他県では、その辺に居る所もあると思いますが、神奈川県では1回も見たことがありません。

『おぉ!良いもんみっけ!!』と、すぐさま捕獲。持っていたプラ容器に入れ、一人で子供のようにはしゃいでいた私を一緒に居た同僚は冷めた目で見つめていました。

誰かが捨てたか逃した個体かと思ったのですが、見た感じまだ亜成体(大人の一歩手前位)で、うちで繁殖した個体で例えたら約2歳の個体の体格。

ペットショップなどでは、なかなか売ってない大きさでした。

発見した場所付近には林があり、池が数個と小川が流れていて、もしかしたら繁殖した個体かも?もしかしたら神奈川県では、ほぼ絶滅している野生個体かも?と思い、さらにテンションが上がりました。

本当に在来の野生個体だったら大発見です。

しかし、どこで調べてくれるの?Twitterで助言を頂きましたが、You Tubeなどで観ている観音崎自然博物館に連絡してみることにしました。

観音崎自然博物館 どたばた学芸ちゃんねる - YouTube

調べて頂けなくても、なにか手がかりがもらえるかもしれない。

どう連絡したら良いか分からなかったので、博物館に電話してみました。

突然の変な奴からの電話に、大変丁寧に対応して頂いたのですが、やはり神奈川県内のアカハライモリは、ほぼ絶滅しているということでした。

とりあえず、担当者宛にメールして下さい。ということだったので、イモリの画像、発見状況や場所などをメールしました。

数日後、担当者からの返信で、神奈川県内で調査した場所では、発見されなかったのですが、付近に未調査の池や湧水がいくつかあって、これまで人が入れなかった場所であれば在来である可能性もあるかもしれない。イモリを調べてみるので、送って下さいとのことでした。

少し希望が見えてきました。いても立ってもいられず、ちょうど次の日は休日だったので直接持っていくことにしました。

愛機(スーパーカブ)を走らせること約2時間、

到着しました。観音崎自然博物館は、

海や山に囲まれていて自然豊かな場所です。

空にはピーヒョロロと鳴きながらトビが飛んでいて、海辺に来たことを感じます。

大人500円

担当者にお会いする事ができ、無事にイモリを手渡すことが出来ました。直接持って来たので少し驚いていました。 その時の話で以前、鶴見川支流で発見されたアカハライモリの調査にも、関わっていらっしゃったことが分かり、『その話見ました。関っていらっしゃったのですね。』と言ったら何で知ってるの?って感じで驚いていました。

知っててはいけない極秘事項だったのかな?以前、神奈川県内でアカハライモリの保護活動をしている所はないかと調べた時に割とすぐに鶴見川の記事(論文?)が出てきたけど・・・。その時は残念ながら人為的に持ち込まれた(放された)個体でした。

今回の個体も、人為的に持ち込まれた可能性は高いですが、神奈川県内でアカハライモリが生きて繁殖もしている可能性があると思うと、神奈川県で育ち、自然が乏しい県だと思っていた私としては、神奈川県も捨てたものではないなと思えました。でも、逃がすのは絶対ダメです。もし飼えなくなったら里子に出すか、ペットショップに引き取ってもらってください。

担当者からは、『春になったら付近の水辺の調査に入るかもしれない。イモリについてはまだ検査中です。』とのことでした。今回も、調査されることを願っています。

博物館もちゃんと入場料を払い見てきたので、ご覧下さい。

なぜかオキナワシリケンイモリ

ヤエヤマイシガメも。なんで?

でかいアンモナイト

ゴ、ゴジラ

ミヤマクワガタ、カッコいい。昆虫の中で一番好きです。この辺でも捕れるらしいですね。You Tubeで観ました。

博物館らしくなってきました。と思ったら

スポンジボブ・・・(^_^;)

人懐っこい魚。

海藻の展示

優雅に泳ぐカサゴ

陸の生き物の展示も。

でかいスズメバチの巣。こんなのが近くにあったらゾッとしますね。

身近なヘビの展示

アメリカザリガニ、目があったら、ハサミを振り上げ威嚇してきました。それでも見ていたら、

どんどん近付いてきました。いい度胸してますね。

トウキョウサンショウウオ、神奈川県にいるのか。

覗いてる。

外に出られるところがありました。ハンモックがありますね。ハンモックに揺られながら海でも眺めるかと思ったら、

低すぎて海が見えない。でも、ハンモック気持ちがいいですね。

タッチプールもありました。

海辺の植物の展示

多肉植物のタイトゴメ。日本にも自生してるんですね。

顔ハメパネル。写真撮りたかったのですが、撮ってもらうのが恥ずかしくて断念しました。

深海展示

アカハライモリ

ダイオウイカの標本

お土産コーナーにガチャガチャがあったのでやってみました。

恐竜の骨。キバ狙いだったので残念。

博物館を出ると、すぐ横に砂浜があります。

ビーチコーミングが、出来ますね。なにか良い物落ちてるかな?

隣のレストランで遅めの昼食

カレーを食べました。ちょっと好き嫌いが分かれる味でした。コーヒーが美味しかったです。

カブの元へ向うと

植え込みの中で猫が昼寝をしていました。

博物館では、ボランティアも募集しているそうですね。

私がいるときもボランティアの方が色々と作業していました。イシガメにエサあげたり、生物採集で使ったとみられる道具を洗ったり片付けたりしていました。

もうちょっと近ければやりたいんですけどね。片道2時間は遠いな。

また、何か進展がありましたらご報告いたします。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

それでは良いお年をお迎えください

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