子育ては大変
只今、子育ての真っ最中です。
と言っても、アカハライモリの幼体です。
今うちには成体が3匹(♂1,♀2)います。名前は付けていません。オスは飼い始めて17年経ちます。メスはまだ5年位です。(メスは長崎県産)
メスをもらってから、毎年春になるとオスは婚姻色を出し、求愛行動をとるのですが、メスに相手にされず、思いを遂げることが出来ませんでした。
しかし、今年の春やっと繁殖に成功しました。
昔読んだ本に求愛行動にも、地域差があり別の地域の個体同士では、繁殖は上手くいかないと書いてありました。
しかし、原因はちょっと違ったようです。
去年の秋からベランダ飼育に切り替えました。それまでは、室内飼いだったため、冬の温度低下が十分では無かったためと思われます。
今年2月半ば、水換えの時に始めて11個の卵を発見しました。それから毎週のように10個以上の卵を産んで、合計87個の卵を発見しました。
見つけた卵は、プラケに取って置きました。
第一卵発見から2週間で孵化しました。
ミジンコを餌として用意しようとしたのですが、なかなか殖やすことが出来ず、ブラインシュリンプに切り替えました。
幼生はすくすく育ち、小さいウーパールーパーのようになりました。
ある程度育つと、赤虫やイトメも食べられるようになりました。
5月中旬、プラケの壁にへばりつき、よじ登っている子が、7匹いました。外腮(エラ)も小さくなってもうほぼイモリの形になっていました。
プラケに瓦の欠片を入れて、水を薄く張り、それに幼体を入れました。
最初の餌はイトメです。少し育った頃に、極小のダンゴムシやワラジムシを捕ってきて与えました。
捕獲は自作の吸虫器で行っています。これを使っている所を他人が見たら通報されそうです。
今はその餌にカルシウムやイモリの餌を粉にしたものをまぶして与えています。
今現在、68匹が生き残っています。
期待していた色変個体はいませんでしたが、これからの成長が楽しみです。
⬇️良かったら押してください。
御指摘、ご質問がございましたら、お気軽にコメントして下さい。よろしくお願いします。