本をプレゼントして頂きました。
私の記憶が確かならば、本をプレゼントして頂いたのは、これまでの人生で図鑑だけです。幼少期に親から大人になり彼女(妻)からもらった亀の本(図鑑)だけで、ちゃんとした本は初めてではないでしょうか。
しかも、著者から頂くのは多分この先もないでしょう。
題名は
『弱虫の生きざま』
“身近な動植物が教えてくれる弱者必勝の戦略”
著者、亀田恭平さん
亀田さんはブログも書いていて、身近な動植物の事についてのブログなのですが、これが面白い!!
珍しい動植物は、たまにテレビなどで取り上げられていますが、本当に身近な動植物の事がかなり詳しく書いてあり、物凄く勉強になります。お子さんの夏休みの自由研究などにも活用できそうです。
今回ご紹介する本は、ブログとは少しテイストが違い、身近な動植物の生きる術を学び、それを仕事や人生に応用しよう。といった内容になっています。
動植物は面白い。十分わかっているつもりでいましたが、奥が深い。この本を読んでそう思いました。
動植物の生態が人間、特にサラリーマンの渡世術に応用出来るなんて思いませんでした。
私自身、人間関係を築くのが下手で、今も仕事での人間関係に悩んでいたので、このプレゼントはグッドタイミングでした。
イボタガと言う『ガ』は、敵(鳥、トカゲ)に襲われると羽を広げます。広げると目玉模様があり、羽がフクロウに見えて敵を威嚇します。
これを人間で言うハッタリに例えています。
ハッタリ=肩書き、キャッチコピー。
名刺に社長、CEO、カタカナの長い肩書などが付いていると、たとえ実力が無くても「おっ」と思いますよね。
あとお店の看板や広告などの〇〇No.1、お客さま満足度90%以上など、ちょっと使い古された感じもありますが、お店を選ぶ時には目を引きますよね。
コガモのオスは、繁殖期になると目立つ派手な羽に生え変わり、おまけに飛べなくなるそうです。敵に捕まるリスクを負い、命懸けで繁殖に挑む。
この項では、亀田さん自身の体験談が書かれていました。初めての海外赴任、英語も話せないようでしたが、自ら志願して挑戦したようです。私だったらきっと怖くて断っていたかもしれません。
1つだけ私も実践しているものがありました。ハシボソガラスの項です。
仕事も遊びのように夢中になる。嫌な仕事や、つまらない作業でも、自分の中で遊びの感覚を持ち込む。例えば単調な作業でも1回目より2回目、2回目より3回目、どれだけスピードアップできるか?とか、よりきれいに仕上げられるか?など、楽しめるポイントを見つけてと言うか作って仕事をしています。
自己満足かもしれませんが、やらなければいけないのなら、楽しくやりたいですからね。
他にも感心する事やぜひ取り入れたい見習いたい事がたくさん書いてあります。
挿し絵も味があっていい感じです。
文章に筆者が伝えたい事がマーキングがしてあり、少し分厚い本ですが読みやすかったです。
この本を読んで、私も英語の勉強を始めようと思いました。
『何かを始めるのに遅いことはない』
良い言葉ですね。
亀田さん(筆者)も大人になってから始めた自然観察で人生が変わり、強く納得する言葉だと書いています。
『弱虫の生きざま』
“身近な動植物が教えてくれる弱者必勝の戦略”
著者/亀田恭平 定価¥1,500-(税別)
ぜひ読んでみて下さい。
ブログの方も、動物や虫に興味が無い方でも楽しめると思いますので、ぜひ見てみてください。
身近な生き物の意外な一面が学べるかもしれませんよ。
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