イモリの本の紹介です。
今回は本の紹介です。
『有尾類の教科書』です。
有尾類(ゆうびるい)とは、両生類(カエル、イモリなど)の中の尾のあるイモリ、山椒魚などの仲間の総称です。
一昔前に一斉を風靡したメキシコサラマンダー(ウーパールーパー)もその仲間です。 カエルなど尾のない両生類は無尾類(むびるい)と呼ばれます。
この本は、題名の通り有尾類に的を絞った本になっています。
内容は、生体の迎え方から各タイプの飼育法、日常の世話、イモリウム等で使いやすい植物、繁殖や卵、幼生、幼体の育成まで、幅が広いです。
本の後の方は図鑑になっていて、ポピュラーな種から、普段お目にかかれないようなレアな海外の種類や日本の有尾類が載っています。これだけでも買う価値があるのではないでしょうか?
イモリ飼育初心者からベテランまで、楽しめる本になっています。
しかし、本屋で見つけて、手に取った時は『薄っ!!』と思いました。厚ければ良いってものではありませんが・・・。
ですが、購入し読み進めて行くと著者の考え方や、イモリとの向き合い方に私と近いものがあり、非常に共感できて自分自身の飼育スタイルの再確認になり、非常に良かったです。
私が1つ残念だった事は、有尾類という幅広いテーマで括られているため、広く浅くといった感じになってしまっていた事です。
個人的に期待していた事は、やはり繁殖の事で、特にアカハラはうちの場合、安定した繁殖が出来ていません。産卵数が多かったり少なかったりしているので、何かヒントになるものはないかちょっと期待していましたが、ちょっと残念でした。有尾類と言っても陸生種から完全水生種まで幅広いですから、仕方がありませんね。
しかし、買って良かったと思います。普段、本を読まない私が、買ってから続けて3回も読みました。今、4回目の途中です。
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ちまめ Fire belly babies (@ChimameS) | Twitter
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