持ち運べるイモリウム、リセットしました。
以前、イベント出展の際に持っていけるような、軽量化したイモリウムを作りましたが、作り直す事にしました。
はじめは苔も安定してきたということもあり、水場と陸場の仕切りをしっかりと作り直すだけにしようと考えていましたが、
こんな感じで簡単に外れてしまいました。
取れた跡もきれいです。ガラスなど硬いものならば、持った時にゆがむ事は少ないですが、百均のシューズケースは、持つとかなりゆがみます。シリコンでは、そのゆがみに対応出来ず、はがれてしまいその隙間から水が陸場の方に行ってしまっていたようですね。
また同じ様な方法ではダメだと思い、作り直す事にしました。
シューズケースはそのまま使います。
今回、接着にはシリコンではなく、接着剤を使います。
まず、土台となる発泡スチロールと水抜き穴をケースに接着します。
そして、水場となる容器。今回は百均の楕円形の小物入れを高さを切り、周りを発泡スチロールで装飾して使います。
はじめは既製品の水入れや餌入れを使おうと考えていましたが、気に入ったものが無く作ることにしました。
鉢底ネットを借り置きしてみます。
いい感じです。
鉢底ネットを退かし、軽石を入れていきます。水入れの発泡スチロールをハンダごてで、石っぽく溶かしていき、ケースに接着します。その上に鉢底ネットを接着。これで移動時に傾いたりひっくり返ったとしても、グチャグチャに混ざらないはず。
仕上げに苔や植物を造形君で植え込んでいきます。
コツボゴケ
カニクサ
3種類の苔とカニクサと言う植物を植えてみました。
カニクサは、以前から目を付けていたのですが、成長すると結構モシャモシャになるので、狭い空間に入れるのを躊躇していましたが、こまめに剪定すれば良いかと思い、今回使ってみました。
苔や植物を採取している職場近くの公園で撮影しました。カニクサ、これでもシダの仲間らしいです。モシャモシャして可愛くないですか?
これで完成です。今回も水抜き穴を付けました。
このシステム本当に良いですね。水がたまり過ぎるのを気にせずに、思う存分霧吹きが出来ます。
アマミシリケンイモリを試しに入れてみます。
協力してもらうのはこの子達。去年(2019年)にうちで生まれた子達。全長約7cmです。1番明るい色の子と1番黒い子。
水入れに半分くらいの水をはりました。ちょうど良さそうです。
陸場にも上がりやすそうです。
横からケース越しに見てみると、
透明度は悪くないですね。多分、横から見る事はないと思いますが。
苔が落ち着いたら、このケースで飼育を開始したいと思います。
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ちまめ Fire belly babies (@ChimameS) | Twitter
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