アマミシリケンイモリの子供達('20)も比較的順調に育っています。
体格によりケースを分けています。
●小さい子達
キッチンペーパーを敷き、湿らせてあります。少し水多めです。足が浸かるくらい。
●普通の子達
この子達は水に入る練習中です。キッチンペーパーは使っていません。今は、体高位の水深にしてあります。
頭を上げれば簡単に呼吸が出来るくらいです。この前段階で、体高の半分くらいの水位を経て今に至っています。その段階でずっと陸場にいる子や、水に入ると、パニックをおこしバシャバシャとハイスピードで動き回る子は、まだ入水の準備が出来ていないと見て、小さい子達のケースに移動させます。 入水の準備が出来ていない子は、体高位の水位でも溺れる可能性があります。
●大きい子達
体高より少し深い水位です。ここに入っている子達は、体も大きい(6〜7cm)のでこれくらいの水深でも顔を上げれば呼吸が出来ます。
この様にどのケースも、様子を見ながら徐々に水位を上げていきます。
これは、去年(’19年)生まれの子達にも言える事で体格が良い子、泳ぎが得意な子は水深約15cm、普通の子達は約8cm、泳ぎが苦手な子達は約4cmと、こちらも各段階に水位を分けています。
水位が違うだけで、セット内容はほぼ変わりません。
こんな感じです。陸場と水中には水草、人工水草を足場として入れ、どんな容器でも脱走防止のためにフタは必ず設けます。イモリが通り抜けられない位の目の編みフタが良いです。
セット水槽などに付属のプラ蓋は、すき間部分に接着剤や、シリコンで鉢底ネット(百均商品)などを接着して、すき間をふさげば使えます。
どんな動物でも脱走させて良い事は1つもありません。イモリの場合、乾燥や落下により怪我をしたり、衰弱したり、最悪死ぬ場合もあります。脱走の注意は、し過ぎることはありません。
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ちまめ Fire belly babies (@ChimameS) | Twitter
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