うちの飼育環境1(ホルスフィールドリクガメ)
今回から種類別にうちの飼育方法や生体の飼育環境などを書いてみようと思います。
まずは、うちのアイドル、ホルスちゃん。 ホルスフィールドリクガメのメスです。
迎えた当初から室内飼育でしたが、ここ数年は完全にベランダ飼育をしています。
今シーズンは、冬眠もベランダで行っています。
2月2日⬆体重は1850gでした。
今シーズンは暖かいせいか、箱の中でかなり動いたようで、箱がボロボロになってしまいました。したがって、先日新たな物に交換しました。
大体、月1で生存確認、体重測定、霧吹きなどをしています。あまりいじっていると起きてしまうので、手早くやります。霧吹きは直接かけるのではなく周りにサッと吹く程度にします。
冬眠期間は11月上旬から3月下旬位までです。冬眠入りや冬眠明けは、ホルスちゃんの行動と気温や先の天気予報を参考にして決めています。
冬眠入り前になると、餌も食べず小屋に籠りがちになり、出て来てもあまり動きません。
冬眠から覚ましたら、まずは温浴をしてやります。
温浴は代謝を上げるために行います。うちのホルスちゃんは、温浴時に水を飲む事はほとんどありません。普段も水を飲んでいる姿はほとんど見たことがありませんが、ベランダの片隅に水入は設置しています。
温浴後は給餌です。初めはレタスやリクガメフード等の嗜好性が高く、水分が多い物を軽く与えます。
徐々にタンポポ等の野草と野菜を混ぜて最終的には、ほぼ野草の給餌メニューにしていきます。
しかし、真夏は熱中症予防の為、水分が多い野菜(レタスなど)やリクガメフードを混ぜて与えます。
うちで与えている野草は、タンポポ(葉・花)、ノゲシ(葉・花)、タビラコ(葉・花)、ヤブガラシ、ハコベ、ウシハコベ、オオバコ、クワ(葉・実)、シロツメクサ(葉・花)、ヘビイチゴ(実)です。
野菜は、レタス、チンゲン菜、小松菜、大根(葉)、カブ(葉)、人参(加熱した物)、かぼちゃ(加熱した物)、トマト、バナナ、ブルーベリー等、一般的なものです。
去年(2019年)から多肉植物を餌として育てています。
朧月(おぼろづき)という品種です。ホームセンターで入手しました。人間用のグラパラリーフと言う、多肉植物に近い品種らしいです。
入手直後、低い鉢に植え替えて、床に置いておいたら、首を伸ばして届く所はみんな食べられてしまっていました。失敗でしたが、食べる事は立証出来ました。今年から少しずつ餌に混ぜようと思います。
給餌は1日1回、早く帰宅した時や、休日の時などは2回与える時もあります。
野菜には時々、マルベリーCaなどのカルシウムや粉にしたリクガメフードを振りかける事もあります。
下痢をした時などはレプラーゼ(爬虫類用整腸剤)を少量餌に混ぜて与えます。冬眠前などは、リクガメフードやそれを粉にした物を餌に振りかけ、栄養価を上て冬眠に耐えられる体力を付けさせています。
ベランダ飼育で怖いのは、落下事故と熱中症です。幸い我が家のベランダは柵が壁状になっています。中心部にスリットはありますが、大きいホルスちゃんは落ちる事はありません。熱中症も毎日洗濯をするので、ベランダの半分は、洗濯物により日陰になります。その日陰部分に、木造の小屋を設置してあり、いつでも涼めるようにしてあります。
小屋です。側面は隙間が開いていて風通しが良くなっています。
ホルスちゃんが中に入ると、こんな感じです。
あとはアパートなので、隣との境や隙間に木の板を置いて、脱走を防止しています。
固定していないので、あちら側から蹴れば簡単に倒れます。
真ん中のスリット部にも、柵を設けてあります。トウブドロガメが水槽から脱走した場合の対策です。以前、ヒメニオイガメがここから落ちて死んでしまった事があります。
その時の記事です。⬇︎
リクガメ、特にホルスフィールドリクガメはよく地面を掘る動作をするので、ベランダの防水シートや、塗装、タイルに傷がつく恐れがあります。賃貸の場合は注意が必要ですが、分譲でもベランダは共有部分にあたる場合があるので、何か対策をする事をオススメします。うちは、壁のコーナー部分の塗装がかなり削れてしまっています。
リクガメは小さくても力持ちなので、シッカリと脱走防止をする事をお薦めします。水が半分入った45cm水槽を、動かしていたことがありました。水槽と水槽の間に隙間があり、そこに爪を入れてグイッと広げてそこの間にホルスちゃんが収まっていました。
あとは、匂い対策です。
対策と言っても毎日フン掃除と水洗いをするだけです。
書く気満々で書き始めましたが、考えても特別な事をしているわけではないので、有益な事は書けませんでした。期待して見ていた方、申し訳ありません。
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